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Journal de la Rive Droite 右岸通信

物理的には私は右岸にいる 精神的には左岸にいる これは右岸と左岸に解離している私の通信記録 解離性障害とともに

ぱちり

アドラーという心理学者がいる。 ここ数年、人気があるようで日本では何冊も本が出ているし、ドラマなどにもなったらしい。 (私はテレビを見ないので、このドラマを知らなかったけど見てみたくなった) アドラーは原因論ではなく目的論の人である。 子供が…

依存症

私は幼稚園に上がるあたりからよく咳をする子だった。 眠る前に咳が止まらなくて、むせて吐きそうになる程、涙が出てくる程、咳が出る。 病院では喘息ではないと言われ、原因不明だったが、心肺機能を高めるために水泳を勧められ、私はスイミングスクールに…

ハコミセラピー

グラン・ブルーという映画がある。 見たのはDVDではなく、まだビデオで、高校生のときにツタヤで借りたのだったと思う。 すごく簡単にいえば、素潜りで海の深くまで潜るダイバーたちの話だ。 私はかろうじて泳げる程度で、当然ながら海の奥深くの風景は知ら…

拝啓、ジョン・レノン

youtube.com 4月に引っ越してきた家は大きなロフトのような作りで、1階のリビングの半分ほどの面積の上の部分が吹き抜けだ。 つまり2階の部屋の半分ほどは空間である。 大きな窓がそこにあり、空間では光と影がさまざまな表情を見せる。 私はその空間が好き…

無題

カウンセリングでこの頃のことを話した。 私は最近、なにも感じないときが増えている。 いらっとしたり、悲しんだりしたような出来事の「設定」が、以前よりもはっきりと見えるようになったからだ。 これは一度、掛け算がどういうものかわかると、数字が変わ…

ローゼンメソッド

あなたはセラピスト向き、今すぐなれる、なるには難しくない。 私はそのように言われたことがある。 1人目は私のカウンセラーである先生。 1度目のカウンセリングでそう言われた。 2人目は新幹線で隣の席だった解離の研究をしている女性。 話を少ししただけ…

ナラティブセラピー

「ナラティブ心理学セミナー」という本を読んだ。 ナラティブとは、自分の人生を物語にして話すということ。 それを通して、人生のなかに単なる事実の積み重ねとは違う「意味」を作り出してゆくこと。 そのようなものらしい。 しかし、トラウマ的な出来事や…

分離ではなく協力

アドラーの言う課題の分離について調べていた。 http://diamond.jp/articles/-/46565?display=b 私はこれができていないから、いつも疲れながら、生きていたのだろうかと考えていた。 これができると、確かに本当に魔法のように気持ちが楽になるような気が、…

あの料理の名前が思い出せない

私は買ってきた食材は下ごしらえをまとめてしてしまう。 ブロッコリーやほうれんそうやおくらはゆでて、タッパーにいれておく。 ブロッコリーが少し残っていたので、カレー粉をまぶして、これまた少し残っていた生ハムと炒めることにした。 私にはかつて、何…

向こう側

www.youtube.com 私はすっかりカウンセリングで泣くこともなくなっていた。 いつも、勉強成果の発表、それについての訂正と指導みたいなカウンセリングになっていたから。 しかし、先日のカウンセリングでは最後に泣けてきてしまった。 私が感じてきた世界へ…

さようなら、こんにちは

引き続き、私の感じてきた「通じなさ」について書いていきたい。 私は滅多に怒らない。いらいらすることや失礼だなと感じることはもちろんたくさんあるけれど。 怒らないのには理由がある。 相手がそのように行動したり、発言したりするのには必ず理由がある…

昨日は心理発達について学ぶ回のカウンセリングセミナーだった。 そこで私が感じる絶望感がなんなのかがわかった。 心理発達上のステージの違いなのだ。 社会では、身体や知能や経験のレベルを判断されることが多い。 そう判断されるので、私たちは自然と他…

マッチ売りの少女

「無限振子」という精神科医であり、カナータイプの自閉症であるという方の本を読んだ。 素朴な感想をいえば、わかるところと全然わからないところがあるなと思った。 「自閉症を生きた少女COCORA」もそうなのだが、この二人には解離様の症状がある。 そして…

アタッチメントスタイルについて

前の記事でのことや境界性人格障害について改めて考えていたら、先日読んだ「成人のアタッチメント 理論・研究・臨床」という本の内容がかちりと結びついたので今日はそれについてまとめておこうと思う。 この表は本に書かれていたアタッチメントスタイルの…

通じなさ

lilcafe.hatenablog.com この記事を読んで、愕然としてしまった。 これに書かれているような事は「IQの高さ」とは実際全く関係がない。 必ずしも知能検査で高IQという結果が出るわけではないと書いているが、実際、関係がない事をIQに紐づけているだけだから…

絶望を絶望のままに生きる

なにかもう、どうでもいい、という感覚になっている。 PTSDや解離やその治療を熱心に調べ、勉強し、考え、文にすることは、最初は彼の、そして、私の、そこからさらに誰かの役に立つかもしれない可能性があると私はいつの間にかすっかり信じていたのだけれど…

無題

もうひとつのブログはしばらく休止することにした。 私のトラウマは「居場所がなくなること」というのがわかってきたが、それは大抵、自分の気持ちや意見を表現をしたときにそこに居合わせた人に一方的な怒りを示されることが原因である。 前回の記事に書い…

つらい

ずっと書いていた別のブログを書くのがとても嫌になってしまった。 理由は変なメールをもらったからだ。 告白というかなんというか… 別にさしたる個人情報を書いてるわけではないし、アカウント名もそこでしか使っていないものなので実生活に差し障りはない…

愛着障害の症状と発達障害は間違いやすい

前回の知的障害の解離の補足訂正の説明に引き続き、ASD(自閉症スペクトラム障害、アスペルガー症候群)の解離についての補足訂正をしたい。 解離性障害のなかには自閉症スペクトラム障害的、アスペルガー症候群的、ASD的に見える人がいる。 柴山雅敏「解離…

解離症状=解離性障害ではない

先日、知的障害や発達障害の解離について書いた。 先生に確認したところ、知的障害や発達障害の解離は症状としての「解離」だが「解離性障害」ではないのだという。 解離性障害がなんたるかを改めると、それは自己が観察者と存在者に解離してしまうことにあ…

分かつから分かる、並行世界と心理発達

小沢健二が新曲を出す。 その曲の歌詞に「もしも 間違いに気がつくことがなかったのなら?」とある。 気付かなかったときは、いまとは違う、気付かなかった世界が別にあったのだろうということ。 そんな並行世界を想像すること。 これは私が2年半、毎日やっ…

青の世界

私の頭の中にはいつも決まったイメージがある。 そこは誰もいない。私以外には、ただのひとりもいない。動物すらいない。 大抵は霧がかかっていて、真夜中と夜明けの中間のような時間帯の空。 針葉樹林がみえる。そして、大きな大きな湖。 湖は静まり返って…

芸術療法

日常的に家族や恋人にモラルハラスメントを受けている人というのは、悩んでいることを誰かに相談すると「ちゃんと話したほうがいいよ」「自分の意見言ったほうがいいよ」なんて言われるそうだ。 それは相談した側には「ちゃんと話せない私が悪い」「意見を言…

結ぶ

PTSD、C-PTSD、解離性障害などの治療法について調べると、思いの外、種類がたくさんあることに驚かされる。 そして、どれも「すごく効果的だった!」と書いている実際の体験談が異様に少なく、ぱっとしないか、どこかうさんくささがある。 当たり前だが、ど…

自閉症スペクトラム/ASDのある解離とHSPの解離についての考察

前回の軽度知的障害/知的境界域のある解離に続きとして、今回は自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群、以下ASDとする)のある解離とHSPの解離について書きたい。 まず、ASDについてだが、実際にこの診断を受けている人というのは少ないだろう。 ただ、AS…

知的障害のある解離、ない解離についての私的考察

私が解離だと言われてから、真っ先にしたのは情報を集めることだった。 いわゆる闘病、解離の日常を書いたブログはたくさんあった。 しかし、その多くが、私にはちんぷんかんぷんだった。 まず、話の流れが初めて読む他者にわかるように、書かれていない。 …

怪獣の腕のなか

www.youtube.com 解離性障害。 この言葉の意味にもそのインパクトにも私はだいぶ慣れたように思う。 しかし、慣れないのは「障害」という言葉だ。 文字どおり、日常に解離が障害をもたらすことがあるわけで、そりゃそうかと思ったし、障害ならなんとかしない…

敬意の有無

世の中には胡散臭いセラピストやカウンセラーがたくさんいて、本当と嘘を巧みに混ぜ合わせた文章をブログという名の広告にしている。 まず、私が一切信用ならないと確信しているのはアダルトチルドレンや不安障害や各種依存症などを「克服」と書いている人た…

さまざまな治療法

PTSDの身体的治療法についての本を読むのと日常をこなすだけで時間が過ぎてゆく。 TFT(タッピング)、ハコミセラピー、とけあい動作法、ローゼンメソッド、ヨガ/ダンス、芸術療法、EMDR… 読みながら、どうもこの手の療法は大きく二分されるのだなとわかっ…

勉強は続く

毎日、本を読む。いまは3冊読んでいる。心的外傷と回復、トラウマ後 成長と回復、身体はトラウマを記憶する。いずれもPTSD研究の専門家の先生たちの本だ。PTSDや解離はここ10年ほどの間に、臨床心理学と、脳神経学/脳科学が繋がり、劇的に理解が進んでいる…

タイトルが考えられない

引っ越してきてからというもの、どうも現実に流されている感が否めない。 流れるプールにいるときのようになんとなく流れている方向に進まねばならない雰囲気というか。 単純にやることが多いというのもある。 しかし、そのやることすら、あまり出来ず、気が…

両方

ベランダからの景色を窓越しに眺めていた。夕飯を作らなかったせいで空白の胃にラム酒を入れたホットミルクが効いて、お腹があたたかい。部屋にはiMacの画面のあかりと静かな音楽と石油ストーブの匂いと私だけだ。私はずっとこういうひとりの時間が好きなん…

セックス考 2

セックスというのは、多くの場合が、親密な関係を基にしていると私には思われる。 まず、それをする場所はとりたてた性癖がない限りは個室で、公共の場では行わない。 更にはその間には裸体であり、男女問わず、傷つけられたらおそらくものすごく痛いであろ…

セックス考 1

私は、自分が、もうセックスをすることができないのではないかと思っている。 それがなぜなのかはわからない。 いま、わかることは、私の経験した多くのセックスが単なる好奇心と、相手を喜ばせなければならないという焦燥感と義務感と、それができたときの…

一致

私はもう彼とは会うことはないのだろう。 彼は私が出会った人の中で最も不思議な人だった。 いろいろと不完全すぎるわりにどこか完成された魅力があり、そして、それは基本的には全くわからないように抑制されているが、ときたまはっきりと見える。 私は彼の…

混乱

気が立っている。 ナーバスというのでもない。いらいらしているわけでもない。 ただ、また寝つきが悪くなり、なにか不安なような、心細いような、部屋を意味なくうろうろして、ひっきりなしに飲みたくもないお茶を入れる。 そんな調子である。 引っ越しのせ…

大阪

昨日は大阪に行った。(ちなみに写真だけじゃどこかわからない写真しか撮ってなかった) ご主人の転勤で大阪に行ったばかりの友達に久しぶりに会った。 彼女とは英会話教室で知り合った。 当時の彼女は急に失語症になり、その後鬱病と診断され、治療していて…

したいこと

メンタリストという海外ドラマを見始めた。 主人公は記憶力や観察力に抜群に長け、それは超能力にみえるほど。 その力で事件を解決してゆく。 PTSDで不眠症、不眠が強い時は思考促迫の傾向…というのが、私が見た範囲でわかることだ。 まだ第一シーズンの途中…

ありがとう

私は隅田川の右岸に住んでいて、いつも右岸側のテラスから左岸の高速道路を見ていた。あちらから見るこちらはどのようだろうと思いを馳せながら。いつか見てみたいなあと夢のように思いながら。昨夜はその高速道路から私の住む街を、よく散歩するテラスを眺…

ばか

www.youtube.com いま読んでいる本は「身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法」というタイトルだ。 薬物療法の限界から、多岐にわたる療法の効果を紹介と帯にはある。 トラウマというとPTSDをすぐ思い浮かべてしまうが、PTSDと解…

超える

地下鉄の中で、iPhoneから新幹線を予約しようとすると、珍しくほぼ満席だった。 3列席の真ん中の車両の一番前。トランクがおけるからこれでいいか、と小さな決心をして、予約をした。 地下鉄が一本遅ければ、あるいは早ければ、私は駅に着く時間が違って、予…

ほのかにさみしい

今日はよく行くお洋服屋さんで、いつも会話をする店員さんがやめてしまうことを聞いた。 深津絵里を面長にしたみたいなとても美人の彼女は、私が東京から来たばかりで店までの道がわからない時に丁寧に電話で教えてくれた。 以来、店員さんとお客さんの関係…

たずねびと

www.youtube.com 頭の中で数々の思考が同時並行で進んでいる。 街の交差点にいるといろいろな音がする。 車の音、信号が青のときに鳴る通行音、誰かの会話、店の自動扉が開くたびにほんのり聞こえるBGM。 私の頭の中もそんな感じだ。 まったく違うことが同時…

あやとり

www.youtube.com 私は12月22日生まれだ。 多くの星占いではこの日は山羊座に分類されているし、私は自分がずっと山羊座だと思っていた。 山羊座の性格傾向を見てはあたっているかもねえと冗談抜きに思っていた。 地味、冷静、慎重、現実的、我慢強い。 そん…

猫になりたい

www.youtube.com カウンセリングで、先日のカウンセリング後からの話をした。 薬を飲んだ感想、薬を飲まなくなってしまったこと、いまは薬を飲まなくてもすさまじい眠さが続いているという話をした。 その間にわかったことも話した。 私の生きづらさの多くの…

無題

www.youtube.com 彼は時折、変なことを言う人だった。 私は確かに、かつて色にまつわる仕事をしていたが、オーラソーマはしていない。口に出したこともない。 でも、彼はなぜか、私に何度もオーラソーマオーラソーマと言うのであった。 やってないし、やるつ…

ふわふわがいない

www.youtube.com 以前、書いたことがある私のイマジナリーフレンドのようなもの、ふわふわ。 淡い紫がかった水色をしている、ゆうに4mはありそうな、巨大なくまのようなふわふわ。 ものすごい不眠と悪夢のひどい時期、私はとにかく考えることも多く、なぜか…

眠い

最近は薬は全く飲まなくなったのに、ものすごく眠くて、一日寝てていいよと言われたらそうですか、ありがとうございますと言わんばかりに眠い。 私の睡眠の振り子はものすごく動きが遅いのかもしれない。 思い返せば、不眠と過眠は確かに次の季節のようにい…

深刻と真剣

www.youtube.com 今日はその名もずばり「解離性障害」という新書をミスドで読んだ。 もう間違いないね!これだね!確実だね!逃げられないね!と改めて王手をされているような気がした。 帰り道、ずっとこの曲が頭の中で流れた。 帰ってきてから、曲に合わせ…

Everything Flows

www.youtube.com 今日はTeenage Fanclubが先月、アルバムを出していたことを知った。 このライブは先月のだ。変わらず、素敵だ。 私は高校生の頃、このバンドが大好きでよく聴いていた。 豊平川でウォークマンで聴くのだ。小学生のときに買ったから、もうと…