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Journal de la Rive Droite 右岸通信

物理的には私は右岸にいる 精神的には左岸にいる これは右岸と左岸に解離している私の通信記録 解離性障害とともに

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昨日借りてきた本の中には、ブログは穴のあくほど読んでいる岡野憲一郎さんの本もある。私の住む区の図書館には岡野さんの本は少ない。あったのは「多重人格者」のみだ。イラスト満載の初心者(この表現、へんだね笑)向けのそれを読んでいたら、だんだんつらくなってきてしまった。

書いてあることは確かに私であり、そうそう、そうなのよねーとさらっと思うんだけど、一方ではまた、猛烈に受け入れるのがつらい感じもある。そのあたりの気持ちをどちらも適当に泳がせていると、というか他になんの方法もないので、そうするより仕方がないのだけれど、そのうちにだんだん自分の中の欲望が輪郭を作り始めるのだ。

その欲望とは一言でいうなら「誰かに甘えたい」だ。

しかし、それは抱いて欲しいとかなでなでしてほしいとかではない。

私は誰かのいる空間で心から安心して笑っていたい、それだけだ。

それはこれを書いている私がおやすみしてていい状況、小さな私でいていい状況ということになる。

 

誰かはきっと誰でもいいのだ。必ずしも、彼である必要はない。

ただ、小さな私が安心できる相手でなければならない。小さな私が見える相手でなければならない。そして、私はそのような人をまだ彼しか知らないだけなのだろう。

小さな私を私はかわいそうだと思う。なんと不憫なのでしょう、と思う。

でも、なにもしてあげられない。小さな私には私ではなく、他者が必要なのだ。

私も彼女のお気に召すキキララのものを探したり、買ったり、頑張っているけれど、最近、本当に自分のあまりの無力さにむなしさを感じる。

34歳で初めて彼のような他者に出会ったのは、果たして幸せなことだったのか。

そのような体験がなければ、いままでの人生の中では私は最も安定した時間を旦那さんとの生活において送っていたし、一生そう思って生きていられたのではないだろうか。実際、そう思って生きていたのだ。

彼のような人に会ってしまった以上、もうどうすることもできないが。

 

私は彼との間になぜか感じたような体験、安心感が旦那さんとの間に構築可能ならば、それが一番だと思っている。

本を読んでいたら、恋人に甘えられることでストレスが緩和し、解離状態がやわらいでいく人もいる、とあった。それは本当によくわかる気がする。

旦那さんと出会った頃は私はそういう状態にあったのではないかと思う。生活もかなり強いストレス状態から弱いストレス状態に切り替わったことは事実である。

その間、私は不眠や離人感はあったが、そこまでひどい症状はなかったように思う。

しかし、ある日、心がぱりんと割れてしまったような出来事があった。

その出来事は誰のせいだとも言いにくい、総じて仕方のないことなのだけれども、やはりそれは、いまの私の主観からだと、私にとって、あまりに心的ダメージが大きいことだったように思う。

私はそれを乗り越えたつもりだった。

実際は、その出来事自体より、その出来事から予見される事態に私は恐怖を感じ、強く蓋をしただけだったが。

そして、その経験から私は旦那さんに対して、違う緊張を自分の中に作り出してしまったのだろうと思う。

そもそも、私が旦那さんと一緒に暮らし始めたきっかけは私の家がなくなったことだ。

皮肉にも、心がぱりんと割れてしまったような出来事から予見されたことは、過去の強い緊張状態が再現される「また家がなくなってしまう」という事態だった。

更に、先日の喧嘩も「まただ、また家がなくなる」という恐怖にダイレクトに繋がっていて、私は本当にしんどかった。

外傷体験の再現が続く可能性のある関係はやはり私に緊張をもたらすし、その緊張は相手にもなんらかのかたちで伝わるものだ。

私も、旦那さんもその目には見えない緊張から、再構築は不可能なのではないかと感じているのが現状のような気がする。

 

私は私の「家」を自分で獲得せねばならない気がしている。

誰かによってもたらされるものでは、いつどこで何が起こるかわからないという新たな恐怖がうまれ、渦をまき、もう誰も信用してなるものかという意地と憎しみにも似たものに変わりつつある。

本当は誰か私を助けて、と言いたい。言いたいけれど言える人が見つからない。言いたいけれど、言えないんだよ。

「家」とは心においての「家」でもあるし、物質的に実際に住める「家」でもある。

問題はどのようにして?ということ。

正社員になったこともなく、とりたてた資格がなく、学歴は大学中退で、主婦生活が長い、実家に帰れない36歳って離婚したら、どうやってひとりで生きていくことになるの?

ハローワーク行けば、とりあえずのまともな仕事はあるのだろうか。来週いってみようか…

もう本当に、頭に浮かぶ文字は「お先真っ暗」しかないけれど、どうにかせねばならないのである。

 

と下書きを終えたら、耐え難い眠気が来て、寝てしまった。パソコンがフリーズして、強制終了みたいな感じなのかな。1時間半くらい寝ていた。

恐ろしすぎる悪夢を見た。あまりに恐ろしかったので、起きてから、朦朧とする頭で、もうだめだ、降参だ、彼にお願いだから一晩、添い寝をしてくれと頼んでみようか、と思ったけれど、不気味がられて無視されるだけに決まっているので、すぐに却下された。却下した、かな?

この辺の感覚の曖昧さと、強い気持ちをねじ伏せるような、妙に客観的でまともな思考回路による行動判断が解離の特徴だよなー。

最近、私はこの一連の脳の流れみたいなものを掴めるようになってきた。だからなんだよって話ではあるのだが。