Journal de la Rive Droite 右岸通信

物理的には私は右岸にいる 精神的には左岸にいる これは右岸と左岸に解離している私の通信記録

齟齬

昨日は病院だった。

病院へ行くと、先日電話で問い合わせたマイスリーを半分にして寝て、起きてしまったら残りの半分を飲むということを踏まえて、もう少し長く寝られるように抗鬱剤を足すと言われた。そして、先生はその抗鬱剤を出す理由、副作用などを述べた。

それに対し、私は確かに悪夢は見るし、起きてしまうが、マイスリーだけでもう少し様子を見たいと思っていて、そのように言ったつもりなのだが、どうにも通じなかったようで、私は面倒くさくなってしまい、「はあ」と言うだけで終わった。

時間の経過とともに外傷体験に近いことに対するショックは薄らぎつつあるし、悪夢はつらいが、その内容を考えるのは自己分析に役に立つ。でも、それを話す時間はないので、簡潔に言ったのが間違いだったか…

料金を支払う段になって、びっくりしたのは先日の電話の問い合わせも料金が発生していることであった。薬についての問い合わせも料金がかかるのですかと受付のひとに聞くと、電話を先生に代わると料金が発生するという。まじかよ。だったら調剤薬局で聞けばよかったよ。私がめったに医者にかからないから知らないだけで、いまってそうなのか…とショックを受け、帰途についた。

夜、悩んだけれども、マイスリー半錠と新しく足されたリフレックス半錠を飲んだ。

3、4日、強い眠気、倦怠感が出るが、慣れますと言われた薬だ。

それって完全に毒を以て毒を制すだよなあ…と思いながら、まあ、試してみるかと言う気持ちだった。

 

寝たのは23時、起きたの7時、寝られた。夢も見なかった。でも、頭が痛いし、ものすごくだるい、眠くて眠くて起きられない。

風邪で熱が出て動けない状態の熱がないバージョンみたいな感じ。

そのまままた寝て10時半。旦那さんにメールしたりしているうちにまた寝てしまう。13時半。頭が痛い!!!だるい!!!何もする気がおきないほどなので、昼ご飯を外に食べに行くも、用意をするのも心底、億劫だった。

だるさが抜けてきたのが17時半くらいだろうか。身体が軽いとすら感じられた。

これをあと3日もやるなんて無理だと心から思った。また電話をするとお金をとられると思ったので、もうリフレックスはやめて、マイスリー半分でいこう、と勝手に決めた。

来週の病院の約束日は、他の予定が入ったので、また予定が見えたら、改めて予約の電話をします、と明日、受付の人に電話をして、マイスリーがなくなる頃に予約をしたらいいのだ。

 

私はお医者さんがヤブ医者だとは思わないし、信用していないわけでもないが、私の身体は常に私の管轄下であり、それをどうするかは医者だけではなく、私の判断があってもいいのだと思っている。

これは内科的な場合も同様だ。歯科とか外科的な場合はまたちょっと違うのだが…

そして、コミュニケーションの齟齬は私の言い方なのかもしれない。

私は他者とのコミュニケーションにおいて、過剰にアサーティブになりすぎるきらいがある。

先生は私が意見ではなく、単に薬に対して、心配であり、不安を口にしているだけと思ったらしく、更に詳しく、薬の説明を始めてしまった。

その上で、私が、そうではないのだときちんと指摘して、私の言いたいことを言う気力を失わなかったら、こうはならなかったのかもしれないが、私はすぐ気力を失ってしまう。

解離はストレスに対し、通常の「闘争/逃走」ではなく、「フリーズ/麻痺」という反応を示すそうだが、奇しくも病院でそれを痛感してしまうのだった。

でも、やっぱ根本的に信用してないのかな…電話だけで220円とは言え、料金かかるのかよって思ったとき、これが巷で噂の精神科ビジネスか!怖い!って思ったからな…

 

私はよくわからないことや物に対して、ものすごく恐怖を感じる。

不確実性の高いものが苦手と言うか。ギャンブルの楽しさがわからないのもそこらへんだ。

たった100円でも、お菓子買った方が確実な幸せじゃんって思ってしまう。

3、4日、慣れるまで、苦しまねばならないとわかる薬など飲まない方がましだと思ってしまうのもそこらへんにあると思う。慣れたら慣れたでいつまで飲み続けることになるのかわからない上、依存性と離脱症状があるとわかっている薬でもある。

私の不眠症は人生の半分以上なのだから、私はそれに対する耐性があるし、なんとか乗り切ってきているわけで、だから薬は最低限でいい。

そう素直に率直に言えたらいいのだが、言えないのが、そもそも、その不眠症の原因のひとつでもあるややこしさに私は「もう!!!!」って自分で自分に思う。

私は状況や相手に安心して話せる条件が調わないと話さないっていう戦略しかとれなくなってしまうんだよなあ。わかっているけど改善はなかなか難しいらしい。

ああ!もどかしい!